忙しい時の息抜き。

  • 2007/02/09(金) 22:44:54

今週はかなりのハードワークでした。
なにがハードって、もちろん学校の宿題!ディスカッションやら、クイズやらがいっきにだされました。
一日3時間くらいしか寝てない日が数日。気持ちも常に焦ってて、夢のなかでもうなりながら宿題をしたり、宿題をしてなくて、授業中あぜんとしてたりしました。だから寝てても心地よい眠りではない…
今日はやっと金曜日!で、明日は土曜日!ぐっすり寝たい!…だけど明日は、朝からアメリカ人の子に日本語を教えにいかないと行けません。ボランティアです。

日曜はぐっすり寝る!…でも水曜はでかいテストがあります。しかも範囲めちゃ広くて、教科はバイオロジー!つかの間の休息です。先が思いやられる。また徹夜に近いことをして、朝からコーヒー代わりにエナジードリンクという、ごついことをやるの?

さて、そんな気が張ってる日々で、私がストレス解消にしてること。それはお料理です。
写真も載せてみました。



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↑は、今日の夜ご飯に作った、イタリアンパセリとアンチョビのシンプルパスタ!イタリアンパセリは、もう、だーーーーいすき!アンチョビもだーーーーいすき!そして仕上げにはレモンをかけてさっぱり!自作ながら、絶品です。ペペロンチーノみたいに、最初はニンニクと鷹の爪で味付けしようと思ったんだけど、今日は鷹の爪が見つからず、七味で代用!これがあたりでした!おためしあれー。ほかにオリーブオイルとしょうゆがあればできます。

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これは、エリンギの炒め物。バターで炒めた後に、ポン酢とゆず胡椒を混ぜたものにからめる!という、至ってシンプルな一品料理ですが、やっぱ、おいしい。おつまみに最適!しかもすぐできる!

ま、来週も料理をストレス発散にしつつ、がんばりまーす。
バレンタインだからケーキでも作ろうかな…





Tolstoy, the master!

  • 2007/02/04(日) 02:42:20

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この絵の中の人物を誰かご存知か?かの有名なレオ・トルストイです。

学校の宿題で、彼の「the death of Ivan Ilych」を読みました。

では、あらすじを。今まで、型にはまった、平凡な、「きちんとした」人生をおくってきたIvan。奥さんと結婚したのも、結婚した方が、社会的に正しいから。一番大事にしてきたのはもちろん仕事です。でもある日、ivanは、はしごから落ちてしまって、打ち所が悪かったのか、健康状態が悪化し、どの医者に行っても診断はバラバラ。その後、良くなることはありません。死を悟ったIvanは、今までの自分の生き方が、正しかったのか、間違っていたのかを考えます。

さて、あらすじはここまでにしておいて、私が一番すごいと思ったことを書きます。
それは、トルストイが、「死」とは何かを、劇中で明確にしていること。それがあたってるか外れてるかは、私も含め、一人一人が死ぬときにわかることです。
彼は、死ぬ前の「死への恐ろしさ」を「死」としています。例えば今、不治の病の人は、「死」について恐れているはずです。トルストイ曰く、その「恐ろしさ」こそ、「死」だというのです。なので、それを乗り越えれば、心地よく、光の中で「肉体の死」を迎えられるのです。

私はこれがあってるのか、間違ってるのか、よくわかりません。でも、とても興味深いです。
実は、以前、一度読んだことがあるのですが、あんまり覚えていませんでした。私の興味を持つ的も変わったということでしょうか。

もう一つすごいのは「タナトス」を暗示してること。「タナトス」とは、フロイトの考えで、人間は誰しも「死への本能」を持っているということ。つまり、「死にたい」という気持ちが少なからずあるわけです、または、死への憧れが。それをトルストイはivanの見た夢でほのめかします。彼の夢は、彼が黒い袋に推し込められるんだけど、彼はそれに恐怖を感じている、でも一方で、彼は袋の奥底を見てみたい、と思っている、という表現がそうです。

トルストイは、作家という枠を超え、哲学社、心理学社、宗教学社としてでも名高いと思います。
機会があったら、他の本も読みたいです。





Love, shoes.

  • 2007/02/01(木) 22:17:34

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これは、私が先週セールで買ったブーツ。max studioでゲットしました。
私は靴が大好きです。というか、女の子ならだれでも大好きなはず。sex and the cityの皆も好きだもんね。昨年の冬は、ウエスタンブーツを一目惚れで2ペア購入。レギュラーなのと、真っ赤なの!好きすぎて部屋に飾っています。インテリアにもちょうどいい!

ボストンにある若い人向けの靴屋さんの靴は定期的にチェックしています。アメリカは、セールとなると、これで儲けがあるのか!?というくらいまで値下がりするので、日本ではありえないような値段で、とても高い靴が買えるわけです。

買い物は一人で行くのが好きだけど、たまには友達とも行きます。仲いい女友達と靴を選んでいて、私が「これ素敵!」というと、決まって「あんたらしいねー」と言われます。そう、みんな好きな靴とか服にはパターンとか共通点があるものです。

ちなみに私の「ツボ」な靴は、一見普通だけど、一工夫あるもの。そしてヒールだと、足の指の付け根がちらっと見えるくらい、浅いもの。ヒールは高くなく、履いてると足の甲とくるぶしがキレイに見えるもの。つま先が尖ってるのも好きだけど、あまり鋭く尖りすぎてもダメ。ラウンドトウも好き。でもまん丸ではなく、ちょっと楕円なのが好き。素材はエナメルか皮!色は、黒、焦げ茶、赤、ワインレッドなど、濃いのが好き。…と、こういうのが私のパターンです。

でも、ツボなのを見つけても、試着した瞬間、冷めてしまうものもあります。私は足の甲の高さが高いので、なかなか綺麗に見えるものってないんだよねー…

ほんでもって、やっぱりドルチェ&ガッバーナやマノロ、ジミーのようなデザイナーシューズは、ステキです。女性の心をくすぐる作り。そして履きやすいし!でも高いんだよねー…

そんな私のひそかな夢は、sex and the cityでもお目見えした、マノロの靴をゲットすること!いつかもっと大人になって、マノロの靴が似合うようになったら、自分の働いたお金で買いたい!あ、でも彼に買ってもらうのもいいかな。ステキな靴をプレゼントしてくれる男の人っていいなあ!もしもそんな人がいるなら!
…と、私の靴に対する想いはつきません。いつ、どこで、ステキな靴に出会えるか楽しみです。





吉田修一にやられる。

  • 2007/02/01(木) 21:17:46

私が高校の時、芥川賞を逃して、そこらへんから有名になり、そのあとちょっとして芥川賞をゲットし、ほんで人気小説家に上りつめた彼。私が定期的に新作をチェックしてる作家のひとりです。
私としては、彼の作品には、当たり外れがあり、今回読んだ「長崎乱楽坂」は、彼の作品の中で3本の指に入る、打ちのめされる程の傑作!(「熱帯魚」、「最後の息子」ははずせません。「パレード」も好き。)



今回日本に帰った時に購入したんだけど、たくさん本がある中、なんで彼の本を真っ先に手に取ったかというと、そのタイトルのセンス良さ。「長崎乱楽坂」。九州出身の人でなくとも、この「乱楽坂」の響きには心を揺さぶられるんじゃないでしょうか。全部漢字だけど、今で言う「ちょいワル」さもはらんでいるでしょう。

これは、父親を亡くした2人兄弟が、やくざの家に引き取られるという話。引き取る、というか母方がそういう家庭だったんですね。もちろん長崎が舞台です。九州出身の私としては、九州弁の台詞にもぐっときます。でもあらすじはもう書きません。読んでほしいから。ちなみに何十年か前の話です。30年とかじゃないかなー

「長崎乱楽坂」は、ハッピーエンドなのかどうなのかわかりません。というか、考え方次第で、ハッピーにでもアンハッピーにでもなります。

他の作家と違って、「吉田修一ってすげえ、やられた!」と思うところは、人の雰囲気や、場所の雰囲気をとらえるのがうまいこと。たとえば、誰もいないよその家の台所に主人公が入っていくシーンがあるんだけど、そこの表現はよく覚えています。どういうのだったかというと…

冷蔵庫を開けると中のものがこぼれ落ちてくるほどぎゅうぎゅうにつめこんである。テーブルには山盛りに盛られた焼き飯にラップがかかっていて、内側には水滴がついている。…とか。記憶を辿って書いていますが、この2文で、いつも人がいるところに人がいなくてがらんとした感じ、見知らぬ台所で主人公がきょろきょろしてるところ、などなど、様子が手に取るようにわかるでしょ。


ちなみに、彼の作品の特徴と言われているのは、「水」のイメージ。確かに「東京湾景」でも「water(水泳部の話)」でもそうだったな。あと、「長崎乱楽坂」にも入れ墨をした男達とお風呂に入るシーンがあったな。そしてそのwaterは吉田修一本人が監督で、映画になるそうだ。もうそろそろ。キャストが気になるところです。
あ、懐かしいこと思い出した。そのwaterが載ってる「最後の息子」という本を、日本に帰ったおみやげとして、2年ほど前、この前まで付き合ってた彼にあげたのですが、彼はお風呂に入りながらその本を読み、おまけにお湯の中にぽちゃんと落としました。「水」つながりです。





Because of you...

  • 2007/02/01(木) 20:56:03

村上龍ファンとして、ずっと見たくて、でも探しても探しても見つからなかった「Kyoko」という映画を、念願かなってやっと見ることができた。しかも、日本ではなく、このアメリカで!こっちでのタイトルは「Because of you」。”あなたのおかげで”、”あなたのせいで”、両方に訳せる。
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さて、村上龍作の同じタイトル(kyoko)の本は、読んだことがあったから、内容は知ってたものの、いざ映画を見てみると、ちょっとがっかりしてしまった。文章だから、自分の想像が先回りしてたのもしょうがないけれども、作られた美談、という感じがしてしまった。

かいつまんだ内容は、というと、→米軍基地のある街で生まれたキョウコは、そこにGIとして日本に来ていたホセという、キューバ系のアメリカ人にラテンのダンスを教えてもらう。そのキョウコが大人になり、お金を貯めて、ホセと再会する為にニューヨークへ。しかし、元気だったはずのホセは、エイズにかかっていて、記憶は曖昧、キョウコのことも覚えておらず、いつ死んでもおかしくないほどだった。そんなホセは、マイアミにいる家族のもとに帰りたい、といい、日本でトラックドライバーとして働いていたキョウコは、ホセをマイアミに連れて行く役を買って出る。そしてニューヨークからマイアミへ、とアメリカの東海岸を横断する旅が始まる…のだが…

こんな感じで話は進みますが、ホセは最後、マイアミに着く一歩手前で死んでしまいます。

この映画のキーにもなっている、ラテンの音楽とダンス。劇中には、ラテンミュージックが最初から最後まで効果的に使われています。これは、ものすごくよかった。今でもメロディーははっきり覚えてます。でもNYの大都会にラテン音楽かー…ちょっと似合わない!という気持ちは否めないね。
ちなみに、一時期「芸能人は歯が命」という歯磨き粉のcmで有名になった、高岡早紀がkyoko役で出演し(kyokoが先だった?)、キューバの男性が踊るダンスも披露しています。本で読んだ時は、すごいんだろうなー!と思ったキョウコのダンスも、やっぱり映像化してしまえばあまりたいしたことはなく…服装、光、編集をもうちょっと変えたらよくなったかも。というのも、暗いバーで、ジーンズ着たまま踊ってるし(まあ服装は仕方ないけど)、しかもそれが時々スローモーションかかってるの。肩の動きでリズムを取るのは今まで見たことないから珍しいんだけども、彼女のダンスのすごさがわかりにくかった。あと、ダンサーによく見られる、筋肉のついた足ではなく、細くて今にも折れそうな足でダンスを踊っても、迫力は感じられませんでした。期待しすぎたかなー…

村上龍はエッセイの中で、kyokoのオーディションをやって、良い女優が見つかった、って書いてたけど、高岡早紀の魅力もあんまりわからなかった。残念。あと、彼は、自分の原作が映画になると、(昭和歌謡曲大全集、69)絶賛してるけど、私が見たところ、絶賛するほどの良さはなかった。嗜好はちがうが、研究しがいがあるな。